70代の母が、電話で「最近お腹が張ってね」「ガスがたまって苦しい」と言うようになった。 お腹の張りは病院に行くほどではなさそうだけれど、何かしてあげられることはないか、と考えていませんか。
結論から言うと、家族ができるのは「食べ方」の見直しです。 温かい汁物・発酵食品を1品・よく噛む・食後に少し歩く。この4つを、母の食卓に足していきます。 張りが強い、続く、痛みや吐き気を伴うときは、食事の工夫より先に受診をすすめてください。
この記事は、70代の母のお腹の張りが気になる、離れて暮らす娘・息子に向けて書いています。 お通じそのものの話は70代の母のお通じが心配な方へに、出そうで出ないときの工夫は出そうで出ない時の対処法にまとめてあります。
- 70代になるとお腹の張り・ガスを感じやすくなる、食べ方の背景
- 家族ができる食事の工夫(温かい汁物・発酵食品・よく噛む・食後に歩く)
- 受診をすすめたい目安と、離れて暮らす家族の見守り方
70代の母が「お腹が張る」と言うようになったら
まず、慌てて何かを送る前にすることがあります。 本人の言葉を聞くこと、そして「いつ・何のあとに」張るかを知ることです。
まず本人の言葉を聞く
「張る」と一口に言っても、食後だけなのか、一日中なのか、夜が辛いのかで違います。 電話で「どんなときに張る?」「痛みはある?」と、ゆっくり聞いてみてください。
聞くだけで、母が「気にかけてもらえている」と感じます。それも大切なことです。
いつ・何を食べたあとに張るかをメモする
わかったことは、日付と一緒にメモしておきます。 「夕食のあとに張る」「パンの日に多い」「炭酸を飲んだ日」など、傾向が見えてくることがあります。
このメモは、受診するときに主治医に伝える材料にもなります。
張りとお通じは、つながっていることがあります。お通じが硬い・出にくい、という話が出たら、冒頭で案内したお通じの記事もあわせて読んでください。この記事では「張り・ガス」に絞って進めます。
年齢とともにお腹の張り・ガスを感じやすくなる背景
70代でお腹の張りを感じやすくなるのは、食べ方と暮らし方の変化が重なるからです。 病気とは別に、生活の中に理由があることもあります。
食事の量と噛む回数の変化
年齢とともに食事の量が減り、やわらかいものを選ぶようになると、噛む回数も減ります。 噛む回数が減ると、食べ物が大きなまま胃腸に入り、消化に時間がかかって張りにつながりやすくなります。
動く時間が減ると腸もゆっくりに
外出や家事が減ると、体を動かす時間が短くなります。 体が動かないと、腸の動きもゆっくりになりやすく、ガスがたまりやすくなります。
早食い・飲み込む空気
急いで食べる、話しながら食べる、炭酸を飲む、ガムを噛む。 こうした習慣は、空気を一緒に飲み込みやすく、それがガスの張りになります。
一人の食事だと、早食いになりがちです。「ゆっくり食べてね」の一言が意味を持ちます。
張りには「食べ方」が関わっていることがある。噛む回数・動く時間・飲み込む空気。
家族が見直しを手伝えるのは、この3つです。続くときは受診をすすめます。
家族ができる食事の工夫|温かい汁物・発酵食品・よく噛む
ここからが、家族ができることです。 新しい料理を覚えてもらうのではなく、いつもの食卓に「足す」「変える」だけにします。
温かい味噌汁・スープを食事のたびに
食事のたびに、温かい汁物を一杯。 汁物が一杯あると、食事のペースが自然にゆっくりになります。
具は、やわらかく煮た大根・かぼちゃ・わかめ・きのこなど。 冷たい飲み物や炭酸は、食事中には控えてもらいます。
納豆・ぬか漬け・甘酒を1品
発酵食品を、1日1品。 納豆はひきわりなら食べやすく、ぬか漬けは少量でも十分です。温めた甘酒(米こうじ)も飲みやすい形です。
発酵食品・海藻・きのこは、急に増やすと張ることがあります。1品から、少しずつ足します。
一口を小さく、ゆっくり噛む
一口を小さくして、ゆっくり噛む。 いちばん大切な工夫ですが、家族が言えるのは「ゆっくり食べてね」だけです。
小さいスプーンや小さい茶碗に変えると、自然に一口が小さくなります。
食後に少し歩く
食後に、家の中でも庭でも、少し歩く。 座ったまま、横になったままだと、ガスが動きにくくなります。
電話で「食べたあと、少し歩いた?」と聞くのも、見守りのひとつです。
張りやすい食べ方を減らす
炭酸飲料、ガム、あめ、早食い。 どれも空気を飲み込みやすい習慣です。「やめて」ではなく「減らしてみて」と伝えます。
| 工夫 | 具体的に | 家族ができること |
|---|---|---|
| 温かい汁物 | 味噌汁・スープを食事のたびに | 具になる乾物(わかめ・きのこ)を送る |
| 発酵食品を1品 | ひきわり納豆・ぬか漬け・温めた甘酒 | 「1日1品」と伝える。定期便で送る |
| よく噛む | 一口を小さく、ゆっくり | 小さいスプーン・茶碗を贈る |
| 食後に歩く | 家の中でも数分 | 電話で「歩いた?」と聞く |
| 減らすもの | 炭酸・ガム・あめ・早食い | 「減らしてみて」と伝える |
受診をすすめたい目安|強い痛み・数週間続く・薬を変えた直後
食事の工夫で様子を見てよい張りと、受診したほうがよい張りがあります。 家族が知っておきたい目安です。
強い痛み・吐き気・急な体重の変化・血が混じる
張りに加えて、強い痛み、吐き気、急に体重が落ちた、便に血が混じる。 こうした話が出たら、食事の工夫より先に受診をすすめてください。
数週間続く
食事を見直しても、張りが数週間続くとき。 本人が「大したことない」と言っても、主治医に伝えるよう促してください。
薬を変えた直後
薬を変えた、量が変わった直後から張りが出たとき。 薬との関係を主治医が見てくれます。自己判断で薬をやめないよう伝えます。
「いつ・何のあとに張るか」のメモを、母か主治医に渡します。
可能なら受診に付き添い、家族の目で聞いた話を主治医に伝えます。
便秘薬や胃薬の相談は、家族ではなく主治医と決めてもらいます。
離れて暮らす家族の見守り方
遠くにいても、できることはあります。 「送る」より「聞く」から始めます。
電話で今日は何を食べたか聞く
週に1回でも、「今日は何を食べた?」と聞く。 それだけで、食事の量や内容の変化に気づけます。
定期便で汁物の具や発酵食品を送る
乾物のわかめ・きのこ、味噌、甘酒。 定期的に届くものがあると、母の台所に「使うもの」が切れません。
野草酵素ドリンクを朝の白湯に
朝の白湯に足す一杯として、野草酵素ドリンクを送る形もあります。 本人が用意しやすく、家族が「飲んだ?」と聞きやすい形です。
私たちの「大地のちから」は、野草・野菜・果物・穀物・海藻など80種類の植物素材を、陶製かめで1年以上かけて発酵・熟成させた飲み物です。 原材料は野草酵素発酵エキスと砂糖だけで、食品添加物は使っていません。商品ページでは、40〜50℃の白湯に20ml溶かす飲み方を案内しています。 お母様が薬を飲んでいる場合は、主治医か薬剤師に一言伝えてから始めてください。詳しくは商品ページをご覧ください。
届け方や定期便の使い方は、離れて暮らす親への健康ギフトにまとめています。
よくある質問
70代の母のお腹の張りについて、よくある疑問をまとめました。
「これを食べれば」というものより、温かい汁物と発酵食品を毎日少しずつ、よく噛んで食べることが先です。一度にたくさん足すと張ることがあるので、1品から始めてください。
無理に勧めなくて大丈夫です。味噌汁・納豆・ぬか漬け・甘酒など、母が慣れているものを1品にします。冷たいものが苦手な方には温かい甘酒が向いています。
汁物や発酵食品を足す程度の工夫は、多くの場合そのまま続けられますが、主治医に「食事を少し変えたい」と伝えるのが確実です。薬の量や種類は家族が判断せず、主治医と相談してください。
食品で、朝の白湯に足す一杯という使い方があります。ただし張りの原因は人によって違うので、薬を飲んでいる場合や張りが続く場合は、先に主治医に相談してください。
まとめ:張りは「食べ方」から見直す。続くときは受診
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1
70代の張りは、噛む回数・動く時間・飲み込む空気の変化で起きやすい。まず本人の話を聞いてメモする。
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2
家族が足せるのは温かい汁物・発酵食品を1品・一口を小さく・食後に歩く。炭酸・ガム・早食いは減らす。
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3
強い痛み・吐き気・体重の変化・血・数週間続く・薬を変えた直後は、食事より先に受診をすすめる。
離れていても、電話の一言と、台所に届く一品で、母の食卓は変わります。 まず今週、「どんなときに張る?」と聞くことから始めてください。
お通じの話、出そうで出ないときの工夫、届け方は下の記事にまとめてあります。
食品添加物は使用していません。毎朝、白湯に20ml溶かして飲みます。
※この記事は、食事や食品に関する一般的な情報をまとめたものです。
特定の食品の効果・効能を示すものではありません。感じ方には個人差があります。
※健康食品は医薬品ではありません。
体調に不安のある方、持病のある方、薬を飲んでいる方は、かかりつけの医師にご相談ください。
監修:菊地睦(げんき生活株式会社 代表取締役)


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