ファスティングを終えて、まず何を食べようか。 手軽で、やわらかくて、栄養もありそうなバナナが頭に浮かんだ方は多いと思います。
けれど「回復食にバナナはいつから食べていいのか」となると、意外と答えが見つかりません。
結論から言うと、回復食でバナナを食べるのは「2日目以降」が目安です。 1日目は重湯や具のない味噌汁など、水分に近いものだけにしておきます。
この記事では、バナナに話をしぼって、いつから・どれを・どう食べるかをまとめます。 回復食全体のルールや3日間のスケジュールは、ファスティング回復食の完全マニュアルにまとめてあります。
- 回復食でバナナを食べてよいのは2日目以降からという理由
- 胃腸に負担をかけないバナナの選び方と食べ方(熟し具合・温度・噛む回数)
- バナナと一緒に食べたい組み合わせと、避けたい組み合わせ
結論:回復食でバナナを食べられるのは2日目以降から
「回復食でバナナはいつから?」の答えは、2日目の朝以降です。 1日目はまだ胃腸が「お休みモード」から戻っていないので、固形物は待ちます。
数え方は、断食を終えた翌日を回復食の1日目、その次の日を2日目とします。 3日間の回復食なら、真ん中の日にあたります。1日断食なら回復食も短くなるので、その場合はファスティング回復食の完全マニュアルの日数別の目安に合わせてください。
回復食1日目にバナナが向かない理由
バナナは果物の中では糖質が多いほうです。 何も食べていなかった胃腸に、いきなり糖質の多いものが入ると、血糖値が急に上がりやすいとされています。 持病のある方や、糖分について医師の指導を受けている方は、回復食の内容を主治医に相談してから進めてください。
また、バナナは「やわらかい」といっても固形物です。 1日目の胃腸には、まだ噛んで消化する準備ができていません。
1日目は、重湯・具のない味噌汁・野菜スープの上澄みなど、液体に近いもので過ごします。 バナナは2日目の楽しみに取っておきましょう。
2日目の朝からバナナをおすすめする理由
2日目の朝にバナナを選ぶ理由は3つあります。
熟したバナナは繊維がやわらかく、噛む回数が少なくても口の中でほぐれます。カリウムなどのミネラルを含む果物でもあります。
皮をむくだけ。回復食の準備に疲れた朝でも続けられます。
半分だけ、3分の1だけ、と少量から始められます。
ポイントは「少量から」です。 2日目の朝は半分、昼か夕方にもう半分、というくらいがちょうどよい量です。
胃腸に負担をかけない回復食のバナナの選び方と食べ方
同じバナナでも、回復食では選び方と食べ方で胃腸への負担が変わります。 回復食の期間だけは、次の3つを守ってください。
青いバナナは避け、シュガースポットが出た熟したバナナを選ぶ
皮に黒い点(シュガースポット)が出たバナナは、でんぷんが糖に変わって、やわらかくなっています。 青みが残るバナナは、でんぷんが多く、胃腸にとっては「重い」バナナです。
買ってきたばかりで青いときは、常温で2〜3日置いてから食べます。 急ぐときは、りんごと一緒に袋に入れておくと熟すのが早まります。
| 状態 | 見た目 | 回復食での扱い |
|---|---|---|
| 熟している | 皮に黒い点、指で押すとやわらかい | 2日目以降にそのまま食べる |
| ふつう | 全体が黄色、点はまだ少ない | 常温で1〜2日待つ |
| 青い | 先端やへたが緑色、かたい | 回復食の期間は避ける |
一口30回を目安に、よく噛んでペースト状にする
バナナはやわらかいので、つい噛まずに飲み込んでしまいます。 けれど回復食の期間は、一口ごとに30回くらい噛んで、口の中でペースト状にしてから飲み込みます。
よく噛むと、だ液と混ざって胃に入るので、胃腸の仕事が減ります。 時間はかかりますが、ここは急がないでください。
冷やしたバナナより、常温か焼きバナナ
冷蔵庫で冷やしたバナナは、胃を冷やします。 回復食の期間は、常温に戻したバナナを選びます。
寒い季節や、お腹が冷えやすい方は「焼きバナナ」もおすすめです。 皮ごとオーブントースターで5〜6分、皮が黒くなるまで焼くだけで、とろりとした甘さになります。
コンビニで買うときの選び方
自炊が難しい方は、コンビニのバナナでも同じ考え方で選べます。 袋に入った1本売りのバナナは、皮の色を見て、黄色が濃く黒い点が出ているものを選びます。
売り場で青いものしかないときは、その日は見送って、翌日にもう一度見に行くくらいの余裕を持ってください。 カットフルーツのパックは、冷やしてあることが多いので、回復食の期間は避けます。
一緒に買うなら、無糖のプレーンヨーグルト(100g前後の小さいカップ)がちょうどよい量です。 コンビニで揃える回復食の全体は、セブンイレブンとローソンの記事でそれぞれまとめています。
回復食のバナナは「熟したものを、常温で、よく噛んで、少量から」。
この4つを守れば、2日目の朝から安心して取り入れられます。
バナナと一緒に食べたいもの|おすすめの組み合わせ
回復食の2日目・3日目は、バナナ単体より、ヨーグルトなどと少し組み合わせると食べやすくなります。 ただし、組み合わせるものも「消化にやさしいもの」に限ります。
熟したバナナ×無糖のプレーンヨーグルトが定番
回復食のバナナに合わせる定番は、無糖のプレーンヨーグルトです。 発酵食品と果物の組み合わせで、朝の一皿としてまとまります。
ヨーグルトは冷蔵庫から出して10分ほど置き、冷たさを和らげてから。 量はバナナ半分にヨーグルト大さじ3くらいが目安です。
砂糖やジャム、グラノーラは回復食の期間は足しません。 甘みが足りないと感じたら、バナナをもう少し熟させると自然な甘さが増します。
バナナに野草酵素ドリンクを少しかけるアレンジ
ファスティング中に酵素ドリンクを飲んでいた方は、回復食でも同じものを続けられます。 輪切りにしたバナナに少しかけると、ほんのり甘い一皿になります。
私たちの「大地のちから」は、80種類の植物素材を陶製かめで1年以上かけて発酵・熟成させた飲み物です。 食品添加物は使っていません。商品ページでは、40〜50℃の白湯に20ml溶かす飲み方のほか、炭酸割りとプレーンヨーグルトにかける食べ方を案内しています。 詳しくは商品ページをご覧ください。
回復食の期間は避けたい組み合わせ
バナナと相性がよくても、回復食の期間は避けたい組み合わせもあります。
- 牛乳をたっぷり使ったバナナジュース(脂肪分と量が多くなりがち)
- チョコレートやはちみつをかける(糖質が一気に増える)
- 冷凍バナナ(胃を冷やす)
- ナッツやシリアルと合わせる(消化に時間がかかる)
これらは、回復食を終えて普通の食事に戻ってからの楽しみにしてください。
よくある質問
断食後のバナナについて、よくある疑問をまとめました。
体調に変わりがなければ、そのまま2日目のメニューに進んで大丈夫です。次の食事は重湯や味噌汁など、水分に近いものに戻してください。
回復食の2日目は半分〜1本、3日目は1本を目安にしてください。一度に1本食べるより、半分ずつに分けるほうが胃腸にやさしい食べ方です。
1日断食なら回復食は1日で済むことが多く、その場合はその日の夕方以降に熟したバナナを半分から。断食の日数ごとの回復食の長さはファスティング回復食の完全マニュアルにまとめています。
すりおろしたりんごや、よく熟した桃・柿など、やわらかく水分の多い果物が向いています。柑橘類は酸味が胃に刺激になるので、3日目以降にしてください。
まとめ:正しいタイミングでバナナを取り入れて回復食を続けよう
-
1
回復食でバナナを食べるのは2日目の朝以降が目安。1日目は液体に近いもので過ごす。
-
2
熟したバナナを、常温で、一口30回噛んで、半分から。この4つを守る。
-
3
組み合わせるなら無糖のプレーンヨーグルト。牛乳たっぷりのジュースやチョコレートは回復食のあとに。
バナナは、回復食の中でいちばん手軽な「固形物への一歩」です。 タイミングと食べ方さえ守れば、2日目の朝の味方になってくれます。
回復食全体の食べる順番や、3日間のスケジュールは下の記事にまとめてあります。 納豆・豆腐、うどん・お粥のタイミングも、それぞれ別の記事で説明しています。
食品添加物は使用していません。毎朝、白湯に20ml溶かして飲みます。
※この記事は、食事や食品に関する一般的な情報をまとめたものです。
特定の食品の効果・効能を示すものではありません。感じ方には個人差があります。
※健康食品は医薬品ではありません。
体調に不安のある方、持病のある方、薬を飲んでいる方は、かかりつけの医師にご相談ください。
監修:菊地睦(げんき生活株式会社 代表取締役)


コメント