ファスティングのあと、いちばん食べたくなるのは、やっぱり主食かもしれません。 温かいうどん、白いお粥。想像するだけで、ほっとします。
けれど「回復食でうどんはいつから?」を間違えると、せっかくの断食があっという間に「食べすぎ」に変わります。
結論から言うと、お粥は回復食1日目の重湯から、うどんは3日目からが目安です。 順番は「重湯 → 全粥 → 素うどん」。この順で少しずつ戻します。3日間の断食のあとに3日間の回復食を組む前提で書いています。
この記事では、炭水化物の戻し方だけに話をしぼります。 回復食全体の順番と3日間のスケジュールは、ファスティング回復食の完全マニュアルにまとめてあります。
- 回復食でお粥・うどんをいつから、どの順番で戻すか
- 炭水化物の戻し方を間違えるとリバウンドしやすい理由と、食べる順番の工夫
- うどんを食べるときの温度・コシ・つゆの注意点
回復食での炭水化物(お粥・うどん)のスケジュール
「回復食でうどんはいつから?お粥はいつから?」の答えを、日ごとに並べます。 炭水化物は、回復食の主役です。 ただし「いきなり普通のごはん」ではなく、水分の多いものから段階を踏みます。
お粥の上澄み(重湯)から。慣れたら薄いお粥まで。
米粒の残るやわらかいお粥。夜はやわらかめに炊いたごはんを少量。
コシの弱いうどんを長めに煮て、具なし・薄いつゆで。
1日目:重湯〜薄いお粥(具なし)
回復食の1日目は、お米を「飲む」ところから始めます。 重湯は、お粥の上澄みの部分です。米粒はほとんど入りません。
朝は重湯、昼は三分粥、夜は五分粥、というように、同じ日の中でも少しずつ米粒を増やします。 具は入れません。塩をほんの少し、または梅干しを小さくちぎって乗せるくらいにします。
2日目:やわらかい全粥・やわらかめのごはん
2日目は全粥です。米粒が残るくらいのやわらかいお粥にします。 昼か夜には、やわらかめに炊いた白ごはんを、茶碗に半分ほど。
このころには、豆腐や納豆、熟したバナナも並び始めます。 主食の量は、普段の半分くらいにとどめておきます。
3日目:やわらかく煮込んだ「素うどん」
うどんは3日目からです。 乾麺でも生麺でも、表示の時間より長めに煮て、コシを抜きます。
具は入れず、出汁に醤油を少しの薄いつゆで。 これが「素うどん」です。量は普段より少なめにします。
3日目の夜、素うどんが問題なく食べられたら、回復食は卒業です。 翌日から、普段の食事に少しずつ戻していきます。
炭水化物の戻し方を間違えるとリバウンドしやすい理由
回復食で炭水化物を戻すタイミングを急ぐと、体重が戻るだけでなく、ファスティングの前より食欲が増すことがあります。 理由は、血糖値の上がり方にあります。
空腹のあとの炭水化物は血糖値が急に上がりやすい
何日も固形物を食べていなかった体に、白いごはんや麺を一気に入れると、血糖値が急に上がりやすいとされています。 急に上がった血糖値はそのあと下がりやすく、下がったときに強い空腹感が出やすい、というのが一般に言われていることです。 持病のある方や、糖分について医師の指導を受けている方は、回復食の内容を主治医に相談してから進めてください。
この「上がって、下がって、また食べたくなる」の繰り返しが、リバウンドの入口になりやすいと言われています。 だから回復食では、炭水化物を「少しずつ」「水分と一緒に」「順番を守って」戻します。
ベジファースト(汁物・野菜 → タンパク質 → 炭水化物)を徹底する
回復食の2日目以降、食卓に複数の品が並ぶようになったら、食べる順番を決めます。
| 順番 | 食べるもの | 例 |
|---|---|---|
| 1 | 汁物・野菜 | 味噌汁、野菜スープ、やわらかく煮た野菜 |
| 2 | タンパク質 | 湯豆腐、納豆 |
| 3 | 炭水化物 | お粥、やわらかめのごはん、素うどん |
汁物から始めると、温かいものでお腹が落ち着いてから主食に進めるので、主食を最後に少なめにしやすくなります。 この順番は、回復食が終わったあとも続けると、毎日の食事の習慣になります。食べる順番の考え方そのものは、ファスティング回復食の完全マニュアルで詳しく説明しています。
主食は「最後に、少なめに、よく噛んで」。
順番を決めておくと、同じお粥でも急いで食べずに済みます。
回復食のうどんは温度とつゆに注意
回復食のうどんは「向いている」と思われがちですが、温度とつゆによっては胃腸に重い食材です。 3日目に食べるときは、次の2点に気をつけてください。
冷たいうどん・コシの強いうどんは避ける
冷たいざるうどんは、回復食の期間は避けます。 コシの強い讃岐うどんは、噛みごたえがあるぶん、消化に時間がかかると言われています。
回復食の期間は、温かくて、やわらかいうどんだけにします。 コシが売りのうどんでも、長めに煮ればやわらかくなります。
市販のうどんつゆは塩分と食品添加物に注意。出汁からやさしく作る
市販のめんつゆは、塩分が高く、原材料表示に調味料や甘味料が並ぶものが多くあります。 回復食の期間は、昆布とかつお節で出汁をとり、醤油を少し足しただけのつゆにします。
出汁をとる時間がないときは、昆布を水に浸しておくだけの「水出し昆布出汁」でも十分です。 天かすや揚げ玉は、油が多いので回復食のあとにしてください。
コンビニのうどん・お粥を使うとき
自炊が難しい日は、コンビニのパウチの白がゆや、冷凍うどんでも同じ考え方で選べます。
- お粥:レトルトの白がゆ(原材料が「米・食塩」だけのもの)。1日目は上澄み多め、2日目は全体を温めて
- うどん:冷凍うどんを表示より長めに煮る。カップの温かいうどんは、つゆを半分にして具を残す
- 避けるもの:冷たいざるうどん、焼きうどん、天ぷらつきのうどん
温かいお粥を1日目から買い置きしておくと、回復食の初日に迷わずに済みます。 店舗ごとの選び方は、セブンイレブンとローソンの記事にまとめています。
私たちの「大地のちから」は、80種類の植物素材を陶製かめで1年以上かけて発酵・熟成させた飲み物です。 食品添加物は使っていません。基本の飲み方は、40〜50℃の白湯に20ml溶かす白湯割りです。 回復食の朝なら、お粥の前にこの一杯、という順番が続けやすい形です。詳しくは商品ページをご覧ください。
よくある質問
回復食のお粥とうどんについて、よくある疑問をまとめました。
具のない味噌汁や野菜スープの上澄み、くず湯(葛粉をお湯で溶いたもの)が向いています。米が苦手でも、水分の多いものから始めるという考え方は同じです。
どちらも4日目以降、回復食を終えてからにしてください。パンは油脂と塩分を含み、オートミールは繊維が多いので、お粥やうどんより胃腸の仕事が増えます。
量が多かったか、煮方が足りなかった可能性があります。次の食事は全粥に戻し、翌日にもう一度、半量の素うどんを長めに煮て試してください。
やわらかく煮た大根やわかめなら少量入れられます。天ぷら・肉・生卵は回復食を終えてからにしてください。具の戻し方はファスティング回復食の完全マニュアルの順番に合わせます。
まとめ:焦らず段階的にお米とうどんを戻そう
-
1
お粥は1日目の重湯から、うどんは3日目から。順番は重湯 → 全粥 → 素うどん。
-
2
急いで主食を戻すと血糖値が急に上がりやすいとされ、強い空腹感からリバウンドしやすい。汁物 → タンパク質 → 炭水化物の順番で食べる。
-
3
うどんは温かく・やわらかく・つゆは出汁から。冷たいうどんと市販のつゆは回復食のあとに。
主食が戻ってくると、回復食はもう終盤です。 焦らず3日かけて戻せば、そのあとの普段の食事も、自然と「食べる順番」を守れるようになります。
回復食全体の流れと、コンビニで揃える方法は下の記事へ。
食品添加物は使用していません。毎朝、白湯に20ml溶かして飲みます。
※この記事は、食事や食品に関する一般的な情報をまとめたものです。
特定の食品の効果・効能を示すものではありません。感じ方には個人差があります。
※健康食品は医薬品ではありません。
体調に不安のある方、持病のある方、薬を飲んでいる方は、かかりつけの医師にご相談ください。
監修:菊地睦(げんき生活株式会社 代表取締役)


コメント