靴下を重ねても、足先が温まらない。
夕方になると手がつめたくて、キーボードが打ちにくい。
結論から言うと、手足が冷たいときは、末端だけを温めるより「体の中心を温めて、動かす」ほうが届きやすくなります。
具体的には、朝に温かいものを一杯、夜に湯船。この2つから始めると続きます。
この記事は、40代・50代の女性で、手足の冷えを感じている方に向けて書いています。
- 40代・50代で手足が冷えやすくなる3つの背景
- 朝・日中・夜、それぞれにできること(手の対策を含む)
- 冷え以外の可能性と、受診を考えたい目安
40代・50代で手足が冷えやすくなる3つの背景|筋肉・座り時間・ホルモン
対策の前に、背景を短くお伝えします。
理由がわかると、どこから手をつけるかが決まります。
筋肉の量が減ってくる
体の熱をつくるはたらきの多くは、筋肉が担っているといわれています。
40代を過ぎると筋肉の量はゆるやかに減っていき、同じ生活でも寒さを感じやすくなります。
とくに下半身の筋肉が落ちると、足先まで温まりにくくなります。
座っている時間が長い
デスクワークや車での移動が中心だと、ふくらはぎを使う時間が減ります。
ふくらはぎは、下半身の血のめぐりに関わる場所といわれています。
同じ姿勢が続くと、足先に冷えを感じやすくなります。
女性ホルモンの変化が重なる時期
40代後半から50代は、女性ホルモンが変化する時期と重なります。
のぼせるのに手足は冷たい、という感じ方になる方もいます。
更年期の時期の過ごし方は40代・50代の更年期と腸活にまとめています。
手足が冷たいときは、末端だけを温めるより、体の中心を温めて動かす。
靴下を重ねるより、三首を覆う・ふくらはぎを動かす・温かいものを飲むほうが、結果として手足まで届きやすくなります。
手足が冷える朝にできること|温かい一杯と三首を覆う
朝のうちに体を温めておくと、1日の始まりが変わります。
温かいものを一杯
白湯か味噌汁を1杯。冷たい水より体に負担がかかりません。
白湯なら、カップの外側を手で持てるくらいの温度が飲みやすい目安です。
朝の一杯の作り方(温度・量・飲む時刻・朝食との組み合わせ)は朝の一杯の白湯+酵素ドリンクに詳しくまとめています。
この記事では、冷えを感じる日の過ごし方に絞ってお伝えします。
朝食を抜かない
食べる時間がない日でも、味噌汁1杯かバナナ1本は入れてください。
温かい汁物なら、水分も一緒にとれます。
「三首」を覆う
首・手首・足首は、皮膚の近くを血管が通っている場所です。
ここを覆っておくと、厚着をするより動きやすく、続けやすくなります。
長めの靴下、手首までの袖、薄いスカーフ。
出勤前に3か所を確かめる、と決めておくと習慣になります。
日中・外出先でできること|手の冷えにはここから
手の冷えは、デスクでも外出先でも対処できます。
手を動かす
グーパーを20回、手首を左右に10回ずつ回す。
時間にして1分もかかりません。
タイピングが続いたとき、信号待ちのとき。思い出したときに挟んでください。
温かいカップを持つ
飲み物を温かいものにすると、飲む前からカップで手が温まります。
氷入りの飲み物を1日1杯減らすところから始めてください。
1時間に一度は立つ
座りっぱなしが続くと、足先の冷えを感じやすくなります。
コピーを取りに行く、水を汲みに行く。立って数歩動くだけでかまいません。
足元の装備を見直す
薄い靴下に革靴、という足元は冷えやすいものです。
厚手の靴下に替える、インソールを足す、デスクの下に小さなブランケットを置く。
カイロを使うなら、足先より足首やお腹に貼るほうが、全体が温まりやすいといわれています。
低温やけどを避けるため、肌に直接貼らないでください。
冷えを感じる夜にできること|湯船とふくらはぎ1分
夜は、1日で最も体を温めやすい時間です。
湯船にゆっくりつかる
シャワーだけで済ませる日が続くと、体の芯まで温まりません。
熱すぎない湯に、のぼせない範囲でゆっくりつかってください。
熱い湯に短く入るより、ぬるめにゆっくりのほうが、湯上がり後も続きやすく感じる方が多いものです。
のぼせやすい方、血圧が気になる方は短めから。飲酒後や食事の直後は避けてください。
寝る前にふくらはぎを動かす(1分)
布団に入る前に、かかとの上げ下げを20回。
椅子に座ったままでも、立ったままでもかまいません。
あわせて、足首をゆっくり左右に10回ずつ回します。
時間にして1分ほどです。
寝るときの靴下は「ゆるめ」で
締めつけの強い靴下は、かえって足先が冷たくなることがあります。
はくなら、ゴムのゆるいものか、レッグウォーマーにしてください。
足首から下を覆うより、ふくらはぎを覆うほうが温かく感じる方もいます。
寝室と入浴のタイミング
- 布団の中が温かくても、部屋が寒いと寝つきにくくなります。起きる前に暖房が入るよう設定しておくと、朝が楽になります
- 寝る直前の入浴は、かえって寝つきにくいことがあります。少し時間を空けると布団に入る頃にちょうどよくなります
- 湯船に入る時間が取れない日は、足だけを洗面器のお湯につける方法もあります
| 時間 | すること |
|---|---|
| 起床後 | 温かい一杯。三首を覆って出かける |
| 日中 | グーパー20回・手首回し。1時間に一度立つ |
| 夕方 | 冷たい飲み物を温かいものに替える |
| 入浴 | 熱すぎない湯にゆっくり |
| 就寝前 | かかとの上げ下げ20回・足首回し |
冷えを感じる日の食事|汁物に根菜と生姜を足す
食べ物だけで体温が変わるわけではありませんが、毎日の食卓で足しやすいものはあります。
いちばん簡単なのは、温かい汁物を1杯足すことです。
具に大根・にんじん・ごぼうなどの根菜を入れ、仕上げにすりおろした生姜を少量(小さじ1/4〜1/2)。
これで「温かい・根菜・発酵(味噌の場合)・水分」が一杯で揃います。
生姜は一度にたくさんより、少量を毎日のほうが続きます。胃が弱い方は加熱したものから試してください。
食習慣そのものを見直したい方は40代・50代の食習慣リセットもあわせてご覧ください。
私たちの「大地のちから」は、野草・野菜・果物・穀物・海藻など80種類の植物素材を、陶製かめで1年以上かけて発酵・熟成させた飲みものです。
原材料は野草酵素発酵エキス(国内製造)と砂糖で、食品添加物は使っていません。
商品ページでは、40〜50℃の白湯に20mlを溶かす飲み方を案内しています。熱湯(60℃以上)は避けてください。
薬を飲んでいる方は、始める前に主治医か薬剤師に一言お伝えください。
冷え以外の可能性と、受診を考えたい目安
冷えは多くの場合、生活の工夫で付き合っていけるものです。
ただし、次のような場合は一度相談してください。
| こんなとき | 見方 |
|---|---|
| 片方の手足だけが冷たい | 左右差があるときは相談を |
| 指先の色が白や紫に変わる | ほかの原因が隠れていることがあります |
| しびれや痛みを伴う | 冷えだけではない可能性があります |
| 顔色の白さ・立ちくらみが重なる | 血液検査で相談するのが確実です |
| だるさ・むくみ・体重の変化を伴う | 一度医療機関で相談を |
| 急に冷えを感じるようになった | ほかの不調と重なっていないか確認を |
薬を飲んでいる方は、食事や入浴の習慣を大きく変える前に、主治医か薬剤師に一言お伝えください。
よくある質問
手足の冷えについて、よくいただく質問です。
朝の温かい一杯と、夜に湯船につかることの2つからです。道具がいらず、今日から試せます。
手を温めるより先に、手を動かしてください。グーパー20回と手首回しを、思い出したときに。あわせて手首を袖で覆い、温かいカップを持つようにすると、デスクでも続けられます。
締めつけが強くなると、かえって足先が冷たく感じることがあります。重ねるより、ゆるめの厚手を1枚か、レッグウォーマーにしてください。
汁物1杯にすりおろし小さじ1/4〜1/2が目安です。入れすぎると辛くなります。胃が弱い方は加熱したものから試してください。
かかとの上げ下げと、1時間に一度立つことで十分です。息が上がる運動は必要ありません。ひざや腰に不安がある方は、座ったままの足首回しにしてください。
体質そのものより、毎日の過ごし方を変えるほうが現実的です。温かい一杯・湯船・ふくらはぎを動かす。この3つから、続けやすい形を見つけてください。
-
1
手足が冷たいときは、末端だけを温めるより、体の中心を温めて動かす。
-
2
朝は温かい一杯と三首、日中は手を動かす・1時間に一度立つ、夜は湯船とかかとの上げ下げ20回。
-
3
片方だけ冷たい・指先の色が変わる・しびれや痛み・立ちくらみが重なるときは、冷え以外の可能性があるので相談を。
寒さは、これから本格的になります。
今日の夕食に温かい汁物を1杯足して、夜は湯船につかる。そこから始めてみてください。
あわせて読みたい
朝の一杯の白湯+酵素ドリンク|体を温めたい40代・50代の朝の習慣
あわせて読みたい
40代・50代の食習慣リセット|続けられる小さな見直し習慣とは
あわせて読みたい
40代・50代女性のセルフケア入門|忙しい毎日に取り入れたい小さな習慣
1年以上かけて発酵・熟成させた飲料です。
食品添加物は使用していません。毎朝、白湯に20ml溶かして飲みます。
※この記事は、食事や食品に関する一般的な情報をまとめたものです。
特定の食品の効果・効能を示すものではありません。感じ方には個人差があります。
※健康食品は医薬品ではありません。
体調に不安のある方、持病のある方、薬を飲んでいる方は、かかりつけの医師にご相談ください。
監修:菊地睦(げんき生活株式会社 代表取締役)


コメント